always and forever


2003年1月23日 20:23:44

 東京は不安定な天気。明日は札幌入り。あぁ、そう云えば、今年に入って初めての日記だ。

 昨年末は大晦日までレコーディングだった。というか12月下旬に急遽決定したCD制作。約1週間で2曲作り、その内1曲をレコーディング。しかし、発売に間に合わせるためには2002年中に音を完成させなくてはならない。音楽業界も年始は1週間近くお休みなので、時間的に追い込まれる。今年はゆったりとした年末年始をおくる予定だったので、突然慌ただしい波が押し寄せて、とにかくこういう時はやるしかない!

 雪にまつわるイベントなので、歌詞のテーマも「雪」。主催者側から注文は無かったけど、やっぱりそう行きたいでしょ!?レコーディングするのは1曲だけど勢いで2曲分の歌詞を完成させた。僕の場合、LCMなどの変則的な制作方法じゃない限り、曲先で作曲する。今回の2曲はダンサブルなものとバラード。曲調は対照的だけど、歌詞はカップリングされた設定。いつか並べて聴いて欲しいなぁ・・と思っています。

 しかし、やれば出来るもんだね!何とか厳しいスケジュールの中出来上がり、CDも今日これから夜遅くにスタッフが製品盤をいち早く届けてくれる予定。1ヶ月無いスケジュールの中で出来ちゃうなんて凄いことだなぁ。主催者の情熱が僕や僕のスタッフの情熱と合わさって実現したことなのです。今回レコーディングされたのはダンサブルな楽曲の方。突貫工事だったけど楽しかったなぁ。

 主催者の希望で、24日のイベント開会の記者会見(!)まで発表できないことになっていた間の約1ヶ月の僕の心苦しさ、分っていただけますでしょうか!?時々告知を忘れる僕ですが(スマン!)、書きたいのに書けない日々は辛いものです。まぁ、今は23日、前日なわけですが、このぐらいのフライングは主催者の皆さんもお許しいただけるのではないかと思っています(帰京後の掲載になるかなぁ・・と考えていました)。どうやら北海道新聞には先週末にニュースが載ったので北海道の中では知っている方も多いと思います。

 発売日は1月25日(ただし、北海道限定です。玉光堂で探してください。ネットでも購入出来るようになります。情報は追って掲載します。)。タイトルは「Snow Magic」。魔法はね、僕らの中にあるのですよ。

 イベントは「雪だるま」作り。子どもの頃作ったかもしれないけど、いつのことだったのか覚えていないなぁ?今回は僕も作りますよ!ギネスに挑戦なんてしたこと無かったしね!でも夢中になって風邪をひかないように気をつけないとね!
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2002年11月4日 23:00:29

ジャック・ブレルCチーム 今さらですが、ジャック・ブレル Cチーム。これは千秋楽の公演終了後のスナップ。涼風さん・・スターですねぇ。色白の僕よりも、よっぽど白い(当り前か…)。というかアーサーさんが黒く見える(笑)。

 今回も改めてブレルの楽曲の難しさを感じました。数人のチームで何かを作り上げ、演じるって面白いものですね。とはいえ音楽的なユニット、例えば【ICE BOX】とは根本的に違いがありますが…。

 普段とは違うアプローチで音楽と向き合うことになる このような企画は、僕を初心に戻してくれるのかもしれません。みなさんも毎日同じことを繰り返していると、慣れてしまって刺激が足りなくなるでしょう?

 心も身体も毎日の生活も、何か新しい刺激を取り入れつつ、自分を鍛え直さないといけないのかもしれませんね。

 みなさんは、何のために生きていますか?以前にも同様の発言をしたことがあるかもしれませんが、僕は生きている実感を得るため に生きています。生きるために生きている といってもイイでしょう。楽しいことや刺激的なことを感じていますか?それは、もしかしたら些細なことかもしれませんが、どこか身近に見つかるかもしれませんよ。

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2002年10月17日 0:15:59

 レコーディング日記も一段落。で、久々の“通常”の日記です。

 ようやく「ジャック・ブレル…」も半分を終えました。Living Musicツアー第一段も残すは東京のみ。来週は休息も取りつつ東京のライヴに備えることとなりそうです。名古屋、大阪、神戸、更に札幌の方には申し訳ないけど、東京はバンドが入ります。シークレットな(?)ゲストも登場予定です。リハーサルが大変そうです。

 しかし、「ジャック・ブレル…」、大変です。再演とはいえ、キャストも違うし(アーサーさんと一緒なのは安心です!)、そうすると当然ですが楽曲の感じも変わってきます。中には同じ曲とは思えない物もあります。音楽は演じる人・言葉・場所等で変化するのです。やはり「生きている」ものなのですね。残りの3公演、頑張ろうッと!なんていったって面白い曲が多いしねぇ!

 さて、アルバム「Living Music」の正式なリリースももうすぐ。もう手に入れた方(ライヴ会場で購入できなかった方もいるようですね!)なんだかドキドキしますね。音楽に携わる仕事ってこうでなくちゃね。

 以前いた大手レコード会社で思ったこと。音楽が好きでこの仕事に携わったはずの人たちが、どんどん音楽が好きじゃなくなっている風に見える。もちろん辛いこともあるだろうと思う。でも楽しそうな部分がまったく見えない。理想ばかりを言うほど青い年齢でもない僕だけど、感動や楽しさや、そういうことを一生続けたいと思っていたはず。理想主義を真に受けるほど子どもではないけどね。残念だな。僕はそのシステムからイチ抜けました!日々生きてるって感じがして楽しいよ。それもこれもみなさんのお陰です!

 年が明けて来年春にはLiving Music ツアー第二段を企画中です。次回はもうちょっと広い範囲に行けるようにスタッフ一同努力するつもりです。お楽しみに!

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2002年7月7日 4:41:04

ハーモニーを覚えているアーサーさん LCM#5も無事終了した。昨日一日は久しぶりに何もしない日。ゆっくりと体を休めた。

 疲れてはいるし、お酒を飲んで喉も渇いている。でも何だか達成感があって気持ちの良いものだなぁ・・・・。

 いつも思うことだけど、ちょっとだけ違う自分を探す企画を行うと、結局自分自身を再確認することになる。「あぁ、俺ってこういう奴なんだなぁ・・・」って。

Vサインのほのかさん 僕自身が僕自身をどんな奴だと思ったかは内緒(!)にしておこう。ハハハ・・・。

 アーサーさんも相当大変だったと思う。頑張ってくれました。本当にありがとう。

 そして“ヒロイン”ほのかさんも、いつもと勝手が違って苦労をかけた気がします。でも、流石の実力を発揮してくれましたね。ありがとう!!

几帳面な圭三 圭三はいつものとおり!僕以上にマイペース。良くも悪くも(?)、AB型炸裂!何故か「超」が付くほど几帳面な一面もあるのに、どこか適当なような・・・。本当に面白い男です。いつもThanks!

 それにしても、毎回LCMはやっている僕たちが驚いてしまうミラクル・マジックがある。今回はTBSラジオがたくさん助けてくれました。放送でLCM#5のCMを聴いた人も多いのではないでしょうか?中村さんの出演も嬉しい限り。こんな資料CDを作ってみました

 そしてDNAのみんなも頑張ってくれたし、その友人たちまでもが手伝ってくれました。本当に嬉しいことです。ありがと〜う。

 自分ひとりのライヴとは、また違った責任感を感じる企画Live Cafe Music。言い出しっぺとして、これだけたくさんの人に助けられていることを心から感謝したいです。

 そして来てくれた皆さん、来れなかったけど気にかけていてくれた皆さん、本当にありがとう。次は僕のソロのライヴでお会いしましょう!アルバムもお楽しみに!
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2002年6月7日 午後 6:07:18

 「忙しい」と「慌ただしい」は、ちょっと違う。最近、僕の周りは「慌ただしい」。LCM(Live Cafe Music)は、いつも大変だけど、今回は格別だ。

 「新しい関係」というタイトルが示すとおり、"俳優×2"+"歌手×2"、更に+"ミュージシャン×2"+ご存知中村さん(!?)。ありそうでなさそうな、微妙な企画だな・・。大胆といえば大胆な起用の『鈴木ほのか』さん。「レ・ミゼラブル」や「ミス・サイゴン」等でご存知の方も多いと思う。僕自身は「レ・ミゼラブル」を観に行ったことがあるので、遠くから彼女の姿を見ていたし、歌も「凄く巧い人だなぁ・・」と思っていた。今回はアーサーさんの推薦もあって、もちろんスタッフ一同の満場の賛成票も獲得し、ここに至っている。

LCM#5ミーティングにて 彼女自身も実際、「何故私に声をかけてくれたのですか?」と言っていたし、そりゃぁ、驚いたことと思う。今回は演出もアーサーさんが担当することになり、良い意味でより「手作り感」と「演劇的」な要素が加わることだろう。さぁどんなことになるのやら・・・。

 先日、行われたミーティングでライヴの"中身"について色々な意見や楽曲の提案がなされた。まだまだ、皆さんに発表できるほどまとまっていないけれど、自分たちの中でも期待と不安が入り混じった昂ぶりのようなものを感じている。

 僕の友人たちの中にも演劇好きがたくさんいる。今回は彼らに声をかけてみようかなぁ・・。何といってもキャスティングが面白いもの。

 ポップ・ミュージックとミュージカルと演劇と、そのどれでもない「新しい関係」を見せられるだろうか?楽しみだなぁ。
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2002年5月16日 午後 8:45:56

 僕はPCを2台使っている。一つはこのページを作ったりメールのやりとりうをしたりする物で、もう一つは音楽用だ。日々進化していく速度の速いコンピューター。しかし結局のところ、音楽の世界では、デジタルが目指すのはアナログなのだなぁ・・・と思ったりする(言っていることわかるかなぁ・・?)。

 一昔前、CDの音は「冷たい」とか「薄っぺらい」なんてことが言われたりしていたことを耳にした人もいると思うし、実際そう感じた人も多いかもしれない。僕は、正直に言えば、そんなことは「どうでもイイ」と思っていたタイプの男だった(今もそうかもなぁ・・)ので、ただ単に音がクリアーなことに驚いただけだった気がする。こう見えても理系だし、YMOも好きだったし、技術的なこととか仕組みなんかを知ることは興味があるのだけど、こと音楽となると「好ければ善し」と思うだけなのだな・・。今ではCDよりも高音質な音楽ファイルをコンピューター内で作ることが出来る時代になっている。そしてその音は意外なことに「古めかしい」ことが多いのだ。

 で、最近は、その音楽用PCと格闘する日々を続けている。いわゆる「デモンストレーション」用のトラックを作っているわけなのだけど、人がいっせいに集まって演奏すればものの5分で出来上がるイメージが一日中かかったりする。GWも出かけずに制作と修正の繰り返し。

 PCは、もちろん道具なのだけど、みなさんもきっと経験があるように、「機嫌」が悪くなると本当に困ってしまう。病気(ウイルス感染)等ならば原因究明が出来るけれど、「機嫌」が悪くなる理由がよく分らなくて作業が停止してしまうこともシバシバ・・・。しかも前日朝まで悪かった機嫌が、まったく同じ設定なのに、翌日にはすっかり良くなっていたりする。

 PCは気紛れなAB型のよう・・。ほんの5分前までの笑顔はどこに・・・・、しかも「何故?」・・・(AB型の方々からの反論がありそうですねぇ・・・)。

 まぁ、そんな苦労をして作った「デモ」が活かされるように日々頑張っております。お楽しみに!
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2002年4月23日 午前 1:22:49

 髪を切った。少し伸びめだったので鬱陶しくて、すっきりしたいと思った。

 いつもと違う感じにしようと思い立って、益子くん(美容師:10年以上の付き合いだ)と相談したら、軽くしてみようとのこと。元々僕は髪が多い。伸びると膨らんでしまって、頭が大きく見える傾向がある。なので、髪はあまり切らないけどスイてみようという。そう云えばそんな風にしたことはなかったなぁ・・。じゃ、早速お任せしよう。

 しかし、美容院というのは慣れない。他にもお客さんがいるせいなのか、女性が多いせいか、ある意味で無防備な「髪型」を曝すせいか、いつまでたっても慣れられない。髪を洗っている時に「お痒いところはございませんか?」なんて聞かれて「右の方がちょっと痒い」なんて答えるわけないし、「洗い流し足りないところはございませんか?」と問われれば「そんなことは君が判断してくれ!」と言いたくなる。

 でも普段読まないような週刊誌を読めたりするのは面白いなぁ・・。下世話なものも情報誌も美容院でしか読まない種類のものばかり。あぁ、今ここにいるマダム達は、ここで新しい【ネタ】を仕込んでいくのだなぁ・・。たまにコーヒーを出してくれたり、時に昆布茶だったり、肩を揉んでくれたり、意外と快適じゃぁないか。いつもは意識していないのだけど、僕はとても肩凝り。柔術をするようになってから以前ほど酷くはなくなったけれども、こうして肩を揉まれるとありがたさを感じてしまう。ん〜、極楽じゃ・・・。

 などと思っている間に、すっかりとすっきりしたものだ。しかし、見た目の髪型はあまり変わらない。でも僕自身としては、本当に頭が軽い。手触りも軽い。良い感じだ。セットもキマッている!

 益子くんにお礼を言ってお店を出る。そしていつもと同じ悩みにぶち当たる。「明日、自分でこんな風にセット出来るかなぁ・・・」、・・・きっと出来ないと思う。
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2002年3月27日 午後 9:33:28

 暖かかったと思えば、急に寒さが戻った東京。桜の季節はいつもそうだったなぁ・・などと思いつつ、つい背中を丸めて歩いてしまう。先週の「salon music #1」の日以来天気がイマイチ。本来晴れ男を自認している僕だが、雨男だと主張する人もあり、このまま29日の「salon music #1 その2」まで雨に降られると晴れ男の自信がぐらつきそうだ。
イタリアのアイドル間違いなし?
 さて、ライヴの谷間のお楽しみ、「男の料理」、しかし今回は番外編。何せ料理人が僕ではなく陣内大蔵くんなのだ!

 僕と陣内くんの共通の友達がイタリアから一時帰国したので、こじんまりと帰国お祝い会が開かれることとなって、ホストは陣内くん。主賓はイタリア帰りの友人・・ではなくて彼女の娘のセレスティアちゃん。十割蕎麦!・・・しかし何だかなぁ・・東洋人とはまた違った愛くるしさを爆発させるこの子・・・イタリアの血恐るべし。

 陣内くんは、実は蕎麦マニア。僕も蕎麦好きだけど彼には敵わない。自分のファンクラブの集いで「手打ち蕎麦の会」を開いているほどだという(へぇ〜、そんな趣向も面白いねぇ・・)。行きつけの有名な蕎麦屋で、親父さんから直々に習った本格的な十割蕎麦!果たしてその味は!?

こだわり野郎参上! 何と、これが旨い!!本当に本格的である。ミュージシャンは凝り性が多いけど、やっぱりここにもいたな!“暖かい漬け汁に冷たい蕎麦”という最近の流行を踏襲しつつ、切り方も、歯応えも、茹で具合もバッチリ。十割なので香りも素晴らしい。普通素人の打つ十割蕎麦はぶつ切りになるのがオチだが、まるでお店で出てくるような見事な出来(誉め過ぎかな、陣ちゃん!?)。

 塩も醤油も凝ったものを使っている、正真正銘の「こだわり野郎」なのであった。まぁ、たまにやるから旨い、凝った「男の料理」ではあるけど、マニア恐るべしのクオリティ、流石でした。

 セレスティアちゃんも気に入ったようで、ツルツル食べていました。「これはパスタ?」って尋ねると、「おそば!」っと日本語も達者な小さなトライリンガル(イタリア語、日本語、英語!)でした・・・。
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2002年3月10日 午後 5:31:07

 日曜日。春はもうすぐそこ。

 季節の変わり目なので風邪ひきそうな人も多いのでは?気をつけてくださいね。僕もサロン・コンサート#1が間近なので気をつけないといけないですねぇ。でも本当に春はもうすぐ。サロン・コンサートの頃には桜が咲いていることでしょう。

 桜といえば花見。場所取りをして大勢で、なんてことはしませんが、近所の花見の名所をブラブラと歩いてみたりします。お酒ではなくて景色に酔える感じです。また桜の季節です。楽しみですね。

 話は変わりますが、今年の冬季オリンピックは残念なことが多すぎましたね。今更改めて思います。スポーツの在り方も考え直すべき岐路に立っているのかもしれません。何でも清く正しく美しく・・とはいかないのですね、世の中は・・・。儚いものです。選手たちの努力を考えれば辛くもなりますね。

 桜は気持ちよく咲かせてあげたいものです。せっかくの春なのですから・・。
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2002年2月22日 午前 1:33:49

 今日は稲葉さんと久しぶりに二人で飯を食った。月日の経つのは早いもので、ギタリストの稲葉さんと一緒に音楽をするようになって、10年以上になる。

 元々、稲葉さんはお酒が強くない(イメージが違う?)のだけど、今日は車ということもあって、お酒は無し。僕も一滴もお酒は飲まず、ゆっくりと5時間も話をした。思い出せば、北から南まで色々な所に行き、playし、騒ぎ、くだらないことをたくさんして、音楽もたくさん教わったなぁ・・・。

 夜の新大久保〜新宿酔っ払いツアーや豊島園でのデート(?)等は有名だけど、他にも話せないような多数のエピソードがある。二日酔いで「死体」のような稲葉さんの弾くギター。いつも冴えているカッティング・プレイ。そして何といっても素晴らしい歌唱力と話の面白さ。キャラクター強いよなぁ・・・。

 一緒にライヴをやっていると、地方での寝食を共にすることも多いのだけど、海外にもいくつか一緒に行っているし、付き合いは長いだけじゃなくて深いのかもしれないなぁ・・・。

 今年は予定がちょっと狂うことがいくつか出て来てしまっているので、いつものようなライヴも夏頃になるかもしれない。(まだ発表することが出来ないこともいくつかある。)気心の知れたメンバーで、良いタイミングで、楽しいライヴがしたいと思っています。

 のんびりとしている時間はないけど、慌ててはいけないと思っています。そんな時、良い味方になってくれるのが音楽の友人や仲間たちです。心強いものですね。
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2002年1月2日 午前 3:08:16

 年が明けたなぁ・・・。今頃は皆初夢を見ている頃だろうか?あけましておめでとう。

 去年は自分自身にも、友達にも、世界にも色々なことがあった。おそらく誰もが振り返って、時が経つのは早いなぁ・・・と感じていることだろう。自分から引き起こしたこと、巻き込まれたこと、自然の摂理でそうなること、本当にたくさんの出来事がある。でも一年は短い。そして一生も短いのかも知れない。よく歌にあるように “Life is very short” なのだ。

 去年の今頃もLCMに向けて正月気分の無い毎日を過ごしていた。少しずつLCMも育ってきているおかげで、今年も気ばかり焦っている。やらなくてはいけないことが多すぎる。あー!今も一つ思い出した!!マズイ・・・。もう寝よっ・・・。

 今年は、おそらく僕にとって大事な一年となる。今から楽しみなことばかり・・・・だけではないけど、楽しく過ごそうと思う。

 テロも戦争もコリゴリ。不況ももう慣れてきた。これからは生きるっていう楽しみを活性化したいものですね。皆さんの一年が楽しくありますように!初夢はどんな夢ですか?どうせなら最高に気持ちの良い夢を見てくださいね。・・・これを読む頃には目覚めて終わってますね・・・・。
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2001年12月22日 午前 3:07:53

 ほんの少し雪が降ったらしい。東京では、この冬の初雪。過ぎていく季節の中で、年の瀬に感じる冬。実際のところ、昨夜の雪は見ていないのだけれど、湿った空気とピリピリとした寒さと重い雲と、これはこれで美しいものだなぁと思ったりする。

 後僅か一週間と迫った来年のことを考える。そう思っている間にも時は過ぎる。ついつい過ぎた日のことを考えたりもする。

 久しぶりに大学時代の友人と、こじんまりと酒を呑んだ年末。悲しいニュース、明るいニュース、TVや新聞には載らない極小さな友人達の近況。生きていくのはそれだけで悲しいことでもあるし、喜びに溢れていることもある。望んでいた未来が待っているわけではないことを知っているし、それが満更悪いことばかりじゃないことも知っている僕達・・・・。

 あんまり変わらないなぁ・・・、と思いつつも確実に大人になっているであろう僕達。

 二十年来の友達は、これから二十年後のことなど考えてもいないけど、きっと同じように“相変わらず”なんだろうなぁ・・・。そして毎年初雪に驚いたりするんだろうなぁ・・・。今日は一日中部屋の中にいて、窓の向こうの冬景色に、ちょっとだけ感傷的なフリをしてみたわけです。
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2001年12月6日 午前 6:31:51

 こんな時間に起きてしまった・・のではなく、こんな時間まで起きているのだ。まだ眠くはない。困ったものだ。

 少年時代にはそれなりの、今現在にはそれなりの悩みがある。まぁ、今の悩みは簡単で、より良い曲を作るための苦しみとでも言ったらよいか、才能ないなぁ・・なんて弱気な気持ちになったりする時期に入ったようだ。人生には波があるように、作品作りの波もある。さっきまでギターを爪弾きながら曲作りをしていたのだけど、今ひとつまとまらない。パーツは悪くないのだけど、流れがなぁ・・・。

 考え過ぎなこと、考えのベクトルがずれていること、集中力が低下していること、集中し過ぎて見えなくなっていること、変なことにこだわり過ぎなこと・・・・。判ってみると、「なぁんだ、そんなことで良いのか・・・」なんて思うことが多い。

 あっ、今クシャミをした。・・・例えば、恋をする・恋に惑う・狂う・泣く、怒る・笑う・叫ぶ・、祈る・呪う、それこそ、クシャミをする・欠伸をする、退屈に思う・苦しく思う・嬉しく思う・悪いことを考える・良いことを考える・エロいことを考える、許して欲しいと思う・許せないと思う・許そうと思う、美しいと思う・愛しいと思う・・・。言葉に出来そうで出来ないこと。言葉で言うから複雑なこと。

 言葉は難しいなぁ・・・。

 僕は歌歌いなので、言葉はとても大事だ。ポップスにおいて歌詞は意外と常識やルールに縛られていることが多い。言いたいことの内容なんて、きっと、たいして他人と変わらないことけど、僕らしい言い方があると思うんだよなぁ・・・。常軌を逸するのがいいのか?予定調和を乱すことがいいのか?それとも予定調和がいいのか?みんなやっぱり今でも「モノクローム・ヴィーナス」とか「倉庫BARにて」とか「月の舟」のようなものを聴きたいのかなぁ・・・・?

 こらこら、こういう難しく考えてしまうところが悪いところなんだよ!だから曲がまとまらないんだ!!・・・と自分を叱ったりなんかして・・・・。
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2001年11月26日 午前 2:22:23

 冬の過ごし方が上手くなることが出来ない僕です。

 洋服の選び方も、急に暮れる夕方も、夜明けの遅さも、背中の丸め方も、毎年のことなのにちっとも慣れることが出来ない。用意周到に冬を迎えることが出来る人って凄いなぁ・・と思う。

 毎年同じデザインのセーターを買ってしまうのは何故か?あぁ、そんなことに悩む自分がアホらしい・・・。

 さて、何かと物騒な世の中ですが、皆さんの日常はいかがでしょうか?僕はといえば先日、とうとう堪え切れず、焼肉を食べました。どうせボケボケの僕です。恐れることはありません(?)。非常に美味しかったです。案外と今食べ時ですね。お店は空いています。

 最近たくさんの人と会っています。久しぶりの人、初めての人、変な人、勉強になった人・・、結果とても有意義に過ごしています。何かが生まれるかもしれないし、育つかもしれない。何も変わらないかもしれないし、何かが終わるかもしれない。良くても悪くても【何か】がありそうな気がしている。面白いのはこういう瞬間なんですね。

 冬の過ごし方で唯一の楽しみは人に会うこと。「冬」という季節だからこその「距離感」や「期待感」って在る気がしませんか?やがて春が来ることを、誰もが知っている「冬」です。暖かさの幸せを知る絶好のチャンスです。
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2001年10月12日 午前 3:16:58

 LCM#3も無事(?)に終わり、一瞬だけホッとした気分になれた。いつの間にか長袖を着て、戦争のニュースを聞いて、マーヴィン・ゲイを口ずさみ、道を歩いていてもちょっとボンヤリしたり、車の中で喚いてみたりする。・・・秋ですね・・・。

 KATSUMIくんと陣内くんには本当に感謝したいです。ライヴ当日、本番直前までの変更や追加の嵐!良くぞ耐えて、そして素晴らしいパフォーマンスを見せてくれました。男3人でのLCMを快諾してくれた沢田さんにも感謝!飛び入りの伊秩も本当にありがとう!

 そしてなんと言っても、スタッフには頭が下がります。何度となく行った長時間に及ぶミーティング、アイデアの捻出、そしてその実現のための雑務、それ無しではLCMは成り立たないのです。今の時代にあんなライヴを実現できるのは、このチームだけです!アンビリーバボー!本当に本当にありがとう!(そう云えば今回、僕の「マネージャー」役で本物のマネージャー畑野くんが“出演!”しました。そして何と助演男優賞が授与されました!賞品は無かったけどね。翌日おいしいディナーを奢ってあげました・・。ご苦労様。)

 言い出したのは僕や沢田さんかもしれない。でも、僕らだけの枠ではなくて、もっと楽しいものを考えていたい。例えば、LCMは僕らの世代の新しい楽しみになる。音楽は時代と共にあるかもしれないけど、僕らの中からは無くならない物もある。時代が変わってしまったからって、無くしてはいけない物。ある意味、僕らの世代の共通言語かもしれない。

 音楽にはこだわるけれど、音楽だけにとらわれない。僕らは(みんなも)、まだまだスポンジみたいに吸収できることや、吸収したいことってあるでしょう?生きることや自分のことや他人のことに興味が無くなっちゃいけないよね。楽しむことを忘れてはいけないよね。

 LCMは、そんな“オアシス”のような場所として存在していたい。それでもまだまだ、足りないな・・。探しに行かなくっちゃ、もっといるはずだし、もっとあるはず・・。それは何かって?それはね、みんなが期待していることですよ・・・。

 そして、今日の最後に、みなさんありがとうございました。LCMに来れた方、来れなかった方、みんなに感謝します。みなさんに望まれないと、僕らは存在し得ないのですから。少しずつかもしれないけど、もっと近くにいけるよう頑張ります。
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2001年9月16日 午前 12:30:10

 アメリカ・・・。下手な復讐はしないでくれよ。このままでは一番たちの悪い宗教戦争になってしまうよ。宗教と民族の紛争には勝者はいない。歴史がそれを証明しているじゃないか・・・。

 不安な日々を重ねています。90年代頃から(もしかするとそれ以前から?)夢の無い時代になっているような気がします。つまらないことだけど、僕らが子供の頃はTVや映画や小説の中に不思議なことがいっぱいあって、月や火星の謎を考えたり、自分を名探偵に重ねたり、プロレスラーが本当に強いと思っていたり、地球は空洞かもしれなかったり・・・。お金は無かったけど豊かだった時代・・・それは言い尽くされた、使い古された表現だけど本当にそうだったかも知れない。

 何かを得れば何かをなくす。結局そういうことなのかもしれない。妙に見透かした目をした子供たち。純粋に驚きと喜びに満ちていた僕らの時代との決定的な違いだ。教育に必要なのは平等なシステムなのではなくて、学ばせるための熱意なのではなかったのか?

 日本の現状とは反対に、純粋に“アメリカに天罰が下った”と喜ぶ子供たち。不思議なことに日本に比べれば彼らは“純”に見える。彼らは本当に純粋な夢見る少年たちなのだろうか?

 夢見るということが何かを解決するとは思っていないけれども、昔の日本には世の中に“余裕”や“遊び”があった気がする。今は“歪み”や軋み”が蔓延している。あぁ、せめて今回のこの惨劇を子供たちにちゃんと説明できる大人になりたい。どちらに偏るわけでもなく、正しい意見を言える大人になりたい。

 総ての日本人が善人ではないように、総ての日本人が悪人というわけでもない。つまりはそれに尽きるのではないでしょうか?

 嫌な気配というものには人々は敏感だ。少なくとも僕たちは悲しみを知り、感じることが出来る。ならば、アラブの人々の悲しみや感じ方も知る必要があるのではないか?彼らがアメリカの痛みを“自業自得”と主張する意味を学ぶべきだ。確かに“テロ”は間違った方法だと思う。しかし、根本的な理由は冷静に知る必要があると思う。

 そして暴論だが、総ての人々が宗教を一度捨てるべきだ。神はいない。国境も無い。民族も無い。階級も無い。肌の色も関係ない。生きるために生き、死ぬ時には死ぬ。ただそれだけの存在。・・・あぁ、到底無理な青臭いことを言ってしまった・・・。

 今回は真面目に世界の未来を憂いでしまいました。国家が行う復讐は何も解決しないと思う。世界の平和を祈っています。
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2001年8月13日 午前 4:30:06

 今年の東京は大変な猛暑になる・・。と思っていたのも束の間、思ったほど強烈な暑さは続かず、いつのまにか時々顔を見せるだけになってしまった。その割に、にわか雨も成す術も無い水不足の声が聞こえてきている。水が無いとダメな僕は、ニュースから流れる水位の減ったダムの映像をちょっとだけ脅えつつ傍観している。しかし、この湿気の多い空気の中にいると、日本は“亜熱帯”と呼ばれても好いのではないか?なんて思ってしまう。

 とにかく家には“水分”が欠かせない。ミネラル水、牛乳、豆乳、麦茶、緑茶、プーアール茶、マテ茶、コーヒー、紅茶、みかん(オレンジではない)ジュース、ビール(といってもほとんど呑まない・・)、等など・・・。気まぐれに選んで飲む。まぁ、最近は麦茶が多いなぁ・・。やはり夏は麦茶。

 幼い頃の記憶を辿ると、夏は必ず麦茶だった。砂糖をたっぷりと入れた甘い麦茶。それが池田家の夏の飲み物だった。だから麦茶は甘いものだとずっと思っていた。或る時、きっと物心ついた頃、高校生の頃か・・・、たぶん友達の家で飲んだ味のしない麦茶。それまでは味の無い麦茶に「まずい」という感想しかなかったのに、其の時は「麦茶って本当は甘くないんだ!」と気付いたのだ。それまで気付かなかったとは何たる呑気な男・・・。その頃から池田家の麦茶は甘くなくなった気がする。

 小学校の5年生のときまでの家には縁側があって、裏庭は無かったけれど、小さな倉庫越しの青空を見ながら甘い麦茶を飲んだ。あの頃は西瓜も好きだった。アサガオではなくて、祖父が植えていた盆栽とも思えぬ植木鉢を眺めながらの我が家の夏。昼間は窓にも玄関にも鍵など一年中掛けたことが無かった。ましてや冷房がないのは当り前だから大きく開け放った縁側から客間・茶の間を通り玄関まで抜けていった夏の風。

 今の時代はあの頃とは比べようがない位に食べ物が豊富にある。そうなると罪悪感があるのかないのか、粗食が流行ったりしている。まぁ、“食う”ってことは自然や親に感謝することや思い出や刷り込みに対する感慨、人間本来の生きるための本能なんかを思い出させてくれる。それらを咀嚼して栄養にして、「食文化」というある種の言い訳を人間は考えているのかもしれないな・・・。

 昨夜は焼き鳥を食べました。旨かったなぁ・・。
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2001年7月4日 水曜日 午前 12:46:33

お食事中のメンバー達 さぁー、いよいよサマー・ライヴが近づいて来た!今日はリハーサル。いい感じでした。今回の力強いメンバーはお馴染みの面々。ドラム:鎌田“兄貴”清、ベース・ギター:沢田“凄腕”浩史、ギター:稲葉“お茶目”政裕、キーボード:青木“天才”庸和の4名。久々の曲も多々ある中、軽々とプレイしてくれるところは流石!

 今回はある程度の「皆さんの声」を活かしつつ、しかし、あぁ・・懐かしい、あの曲、この曲、どんな曲?てな感じでしょうか・・・。

 ふと気づいてみれば、もうあと2日で東京の初日ではありませんか!俄然力が湧いてくる!とは云いつつも、空回りしないように、先ずは深呼吸。力み過ぎないように、喉の調子を考えながら、後は運を天に任すのみ・・・、イヤイヤ、運頼みはイカン!

 まぁ、落ち着いているように見える(?)かもしれない僕も、実はとても緊張するわけで、いつもの心強いミュージシャンの皆には本当に精神的にも助けられているわけです。

 緊張はするけど「舞揚がらない」。それが大事なのです。しかし、今回も弾き語りコーナーがあります。ここだな・・・カナメは。頑張ろうっと!

 ところで、上記のメンバーは東京・大阪での編成です。事情により、神戸と名古屋は稲葉さん・青木くんと僕の3人編成となります。当然、演奏曲目は若干違います。少しずつ皆さんの近くに近寄っていくためにの苦肉の策です。御了承ください!そしてお楽しみに!
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2001年6月26日 火曜日 午前 12:38:28

 暑い一日でした。今日LCM(Live Cafe Music)の反省会を開きました。先週の月・火から丁度一週間経ってしまったわけで、時間は待ってはくれないものだと、つくづく思います。来てくれた皆さん、本当にありがとう。来れなかった皆さん、曜日が悪過ぎました&東京だけでごめんなさい。でも、今日の反省会でも話が出たのですが、少しずつでも進歩させていこうと思っています。ご理解ください&待っていてください。

 それにしても盛り上がりました。黒田アーサーさんが助けてくれたこともあり、ステージ上に広がりが生まれました。元々、LCMはライヴ・コンサートでも演劇でも朗読でもない、それらがmixされた新しいステージを!との考えから生まれています。「ライヴや観劇でのおもてなしとは?」という原点に戻って、出演者によるお見送りやちょっとしたアイデアで皆さんに驚いてもらったり喜んでもらおうという発想から出発しています。小劇場ならではの企画です。どこからが台詞でどこからがアドリブか?こんな面白さは僕一人では今まで出来なかったことです。

 また、助けていただいたということでは、コニカさんには感謝感激です。2日分、計約700個の「レンズつきフィルム」(この言い方を皆さん覚えましょう!)を提供していただいたわけです。コニカ・ヘキサーRFユーザーの僕は嬉しさに舞い踊りました!そして来場した方!もうそろそろ現像も終りましたか?D.N.AのLCM写真コンテストに応募してくださいね。来れなかった方にもあの場の画像を見せてあげるためにも!あの時のフラッシュの乱舞は最高でした!またあんなことが出来ると好いですね。

 そしてTBS Radioさんにもたくさんの協力をしていただきました。本当に嬉しいことです。

 僕たちの仕事は不思議です。今回のLCMもたくさんの困難やトラブルがあり、一時は開催できないのでは?という心配もしました。でも、結果が良いのですべて忘れてしまいました。喉元過ぎれば熱さを忘れる、ってことです。単純です、僕たちは。スタッフも本当に頑張ってくれました。ほとんど限界を超えていました。700個のカメラを手分けして1コマ目にリハーサル風景を撮ったり、アーサー蝿を作ったり、議論したり・・・・。僕たちの仕事は本当に不思議です。苦労が報われたときのスタッフの喜びは総てに勝るのです。

 次回のことは、まだ分かりません。どうなるのでしょう?ただ言えることは、スタッフ一同がLCM#2を振り返って、「やってよかった」と誇りに思っていることです。もちろん僕も沢田さんもです。#3が実現することを僕自身も祈りたいです。

 その前に7月のライヴ頑張らなくちゃ!
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2001年6月6日 水曜日 午前 2:31:50

 いつももっと夜更かしの僕だが、今日は眠いなぁ。不思議なことに忙しくてもそうじゃなくても、眠る直前には退屈な気分になる。余程面白い本や映画を観終えて充実感を胸に眠るならいいのだけど、いつもいつも面白い本や映画に出会うわけじゃない。眠りに落ちる寸前、もっと俺を眠らせないような素敵な物は無いのかなぁ・・、何て考えてしまうような気がする。まぁ、直ぐに忘れちゃうけどね。

 なんて事を云いながらPCに向かっていたら、少し眠気も覚めた気がする。やっぱりPCは覚醒の効果があるなぁ・・・。我が家はISDNなので、最近では遅くてイライラ。ADSLどころか、FTTHを導入したいのだけど、まだまだ無理そうだな・・。こんなことにヤキモキするのは現代人のある種の病気かもしれないですねぇ・・。おっと、今凄い猫背でモニターを見てた。首の痛みの原因も本やPCにあるのかもしれない。以前むち打ち症になっているので、その影響が首を酷使すると出るようだし。あっ、柔術も首をかなり使うな。とにかくライヴ前なので気をつけよう。

 さて、リハーサルはまあまあ順調。少し先が見えてきたかな。後は自分との戦い。頑張らねば・・・。あっ!!明日までに譜面書くってこと忘れていた!!!眠いって云ってる場合じゃない。困ったなぁ・・・。
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2001年4月16日 月曜日 午前 1:52:31

 こんな時間なのにお腹が空いたなぁ・・・。空腹感というものは徐々にやって来るときもあるし急にやって来るときもある。何かないかなぁ・・、と冷蔵庫の扉を開けてみると、暗いキッチンに僅かに灯りが点る。親戚の叔母さんから戴いた松前漬けを発見!う〜ん・・、こんな物をこんな時間に食すことは身体に優しいことではなさそうだなぁ・・。かといって他にめぼしい物は・・・、梅干かなぁ・・・。・・ッハハハ・・、日本人に生まれて良かったなぁ、こんなことで悩むなんて。

 それなりにたくさんのメールを頂くわけだけど、いまだに「初めまして」という人が毎日のようにいる。数日毎に日記のような日々の移り変わりを綴って送ってくる人がいる。大変な悩みを抱えた人、幸せ一杯の人、怒っている人、悲しんでいる人、異国に住んでいる人。それぞれの人生を、それぞれの世界で、それぞれの生き方で。不思議なことにこのウェブサイトにメールをくれるということは、ここを中心と考えれば、それこそ蜘蛛の巣のように色んな人生が「ここに」交錯しているわけだ。見えない糸でここを中心として繋がっているという可能性。そして僕はここで、松前漬けか梅干か悩んでいる。滑稽で平和な場所。

 世界には戦争や紛争がたくさんある。日本も最近荒れている。いや、違うな、日本に住む人々の心が荒れているんだな。犯罪を犯したものだけでなく、僕や誰もの心の中にある空虚な気持ち。繋がりが希薄になってしまっている現代。無償の信頼とか愛情とか、自分の心の中にあるはずのことさえいかがわしく思えてしまう感覚。

 世の中には色んな人がいるけれど、ここには今のところ平和な場所がある。そして「ここ」でみんなも繋がっている。・・・お腹が空いて大袈裟なことを考えてしまったなぁ・・・。
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2001年4月1日 日曜日 午後 6:47:16

 良く晴れた日曜日。桜も満開。こうなったらお花見するしかないでしょ!

 先週末の開花直後に、冬に逆戻りしてしまったのには驚かされましたが、ようやくの花見日和。開花直後には、真夜中に、ホンの10分間だけ車を停めての観賞はしたけれど、夜桜より昼間の花が好きだなぁ、やっぱり。いわゆるお酒を呑みながらのドンチャン騒ぎなお花見は苦手だし。あれは花を楽しむんじゃあなくて、ただの宴会ですね。まぁ、毎年思うことです。

 そう云えば、もう4月。一年の1/4が過ぎてしまったわけで、時間は待ってはくれないのだなぁ・・、などと思いつつ、ひとり苛立ちと感慨にふけるわけです。(何の?)

 今現在、6月と7月はライヴ月間になりそうで、早く正式に正確な日付を発表したいところですが、今のところ調整中。・・・しかし、調整というのは忍耐の要る作業ですね。どんな時でも、簡単なことを難しくしてしまう事件・事案・事象等などが起こるものです。出来るだけ週末や、少なくても好い曜日(ある意味欲張っているわけですな・・・)を、と思うと、これがまた上手く回転させるのが大変で、現在のマネージャー畑野くん(前マネージャー岩本くんは高橋克典くんの現場に行っています)が頑張っているわけで、皆さん彼を応援してあげてください。(ちなみに今回の夏のライヴは大阪東京以外の場所も少しだけ含まれます。)お楽しみに。

 最近、曲作りをしているわけですが、何年経っても試行錯誤の連続で、盛り上がったり落ち込んだり、なかなか悟りの境地には程遠い日々。だから良いのかなぁ、音楽って。まぁ、何とか頑張ろうっと・・・。

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2001年2月22日 木曜日 午前 1:48:17

 ようやく本当に春めいてきた気がする。花粉症の人には憂鬱な季節なのかな?何故か僕には今のところその症状がない。ある年突然に花粉症の症状が出て苦しむ人がたくさんいるようで、僕も一応はアレルギー体質なところがあるので、いつそうなるのか少しばかり恐れていたりする。この時期に何の反応も出ないと安心することが出来る。はたして今年も乗り切ることが出来るのでしょうか?

 さて久しぶりに「男の手料理・第3弾」。今回も気まぐれに料理してみました。毎回のことですが突然に思い立って作るので本当に気まぐれです。でも、今回は少しだけ参考文献があります。まったく同じではないです。・・・しかしそれは内緒ということで・・・・ハハハ・・・・。先ず、真ん中は「よせどうふ」、これはスーパーで買ってきたまんまです!そして左から「茄子とちりめんじゃこの御飯」、時計回りに「タコとしめじの豆板醤マヨネーズ」、「大根・人参・豚肉の煮物」、「胡瓜の薬味漬物」、「大根・人参の皮と残り物茄子の昆布と煮干だしの味噌汁」。計2時間かかってしまいました。予定では1時間もあれば出来るはずだったのに・・・。ちなみに「大根・人参・豚肉の煮物」にのっている葉っぱは大根の葉です。出来るだけ無駄にしないようにしましょう!「胡瓜の薬味漬物」に使っている薬味は茗荷・生姜・ニンニク・ネギ。御飯にはシソの葉も使っています。意外と美味しく出来ました。特にタコ!豆板醤とマヨネーズは合いますね。

 さて、今回も先ず作り始めたのがデザート。何を作るか?材料を揃えるために行ったスーパーで一番悩んだのもこれです。そこで最近僕が一番好きなフルーツであるピンク・グレープフルーツを使うことにしました。(本当はピンクである必要はないけどね。)ということで「たっぷりピンク・グレープフルーツのゼリー」。作り方は簡単。ゼラチンの粉をお湯で溶いて、砂糖と絞ったグレープフルーツ・ジュースを混ぜる。(水分の割合でゼリーの硬さが変わるので、今回は柔らかめに。)グレープフルーツの剥いた身をたっぷり入れた器に注いで、粗熱を冷ましたら冷蔵庫へいれて冷やす。僕の場合あまり甘くしすぎないように砂糖は控えめ。なんといっても今回は最高だったのはこれです。グレープフルーツの身を剥いたりするのは面倒だけど、そのチマチマした作業をした甲斐があったくらい美味しかった!写真ではまるでオレンジや蜜柑のような色に見えますが、それは砂糖が白砂糖じゃなかったから。多分オレンジや蜜柑でも美味しいと思う。「男の手料理」なんてたまに作るから良いんであって、やっぱり洗い物は苦痛でした。イカンですね。世の中のお母さん方、ご苦労様です。

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always and forever